●児童発達支援に通うことになった経緯●
4月から児童発達支援施設に通うことになったいっくんですが、実はつい何週間か前まではそんな予定は微塵もありませんでした。
実は働きたかった私。
保育園希望でしたが悲しいかな、現時点で無職な私如きが入れるはずもなく。
ほいくえんおちたにほんしねとは言いませんが、ごく自然に当たり前に待機児童となったわけです。
こうなると、既に2歳半のいっくんは来年4月からは幼稚園の年少さんの年齢に。
今年中に保育園行ける気も全くしないので、それなら幼稚園探しにシフトしようかな~などと甘い考えでいたわけです。
とりあえずプレ幼稚園をネットで探してみました。
え、去年の11月に抽選!!?
目ん玉ひん剥きました。
保育園申込と同じ頃、人気の幼稚園でもプレ幼稚園入会の熾烈な争い(抽選)が行われていたわけです。
ししししし知らなかった……
「保育園ダメだったらプレ幼稚園でも探そうかな~」
とか余裕ぶっこいてた過去の自分を絞め殺したくなりました。
しかしいくら過去の自分を頭の中で絞め殺しても現状は何も変わらないわけで、ママとしての不甲斐なさに落ち込みまくりました。
そんな中、今週一で通ってる発達が心配な子供たちの親子広場(長い)で、児童発達支援なるものがあることを教えていただきました。
正直、いっくんの成長は同じ年頃の子と比べてかなり遅めです。
何が大変ってこっちの話がほぼ通じないので、言葉で言っても何も出来ない。
「座ってね」「走らないで歩いてね」「それ取って」「こっちきて」「どっちがいい?」
何も通じません。正に自由。
集団生活で段々慣れると聞きますが、来年幼稚園に通うことなると十数人に対して先生一人。
今のいっくんを見ていると本人(そして先生)がとても困ることになる未来しか見えません。
かと言って、毎日私と二人きりの生活で急激な成長をしてくれる保証もないので、思い切って児童発達支援の利用を考えることにしました。
そういった施設を利用するには、役所の福祉課で受給者証が必要です。
保育や子供関係ではなく、ガッツリ福祉課での手続きなので内心身構えてしまいました。
が。現在、発達に心配のある子供たちの親子広場(長い)に通ってることもあり、なんてことなくとてもスムーズに受給者証の発行が受け入れられました。
正直、家族(旦那さん以外)や周囲は、いっくんの発達に心配がある判断されたことに納得していない人が多かったので、「こんな普通の子に受給者証なんか渡せませんよ」みたいになったらどうしよう、とビクビクしてましたが、全くそんなことなくとても優しい対応でした。
今では発達障害という言葉も浸透し、子供のうちから間口を広くしているんでしょう。
ありがたいことです。
と、そんなこんなで先週まで毎日色々な児童発達支援施設を見学してきたわけです。
一口に児童発達支援と言っても、その施設によって雰囲気や通ってる子供たち、毎日の生活などが全然違っていて、戸惑いまくりでした。
その中で特に「集団生活をうまく送れるようにする訓練」を掲げている施設がありまして。
そこの子供たちもいっくんと似たような特性の子が多く、色んな遊びをさせてくれて、何よりいっくんが今までのどこよりも楽しそうに輪に入って遊び出したのが1番の決め手になり、そこに入れさせていただくことにしました。
こういった施設はてっきりママ同伴かと思いきや、完全に預けることになると知ってめちゃくちゃ驚きましたが、訓練ということも考えるといっくんにはその方が良いのでしょう。(私といると何でもわかってもらえるので…)
週に2~3回、9時~15時までの送迎付きの預かりなので突然私にも自分の時間が出来ることになり嬉しいやら寂しいやら心配やらで複雑な気持ちです。
それと、地道に今もプレの受け入れをしている幼稚園を探し、いくつか見つけたので並行してできればプレも通おうかなと思っている次第です。